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釣れなきゃ土下座レベル!初心者向けのヒラメの釣り方(魚影が濃いハイシーズンのサーフ編)

函館の漁火

あぁ~ヒラメの厳つい顔を早く拝みたい。

そうそう!やっと漁師さんから情報が入って、サクラマスはやっぱり全然獲れないから網はやめたみたい^^; たま~にかけてみると、やっぱり4キロクラスがポツっと入ってるんで、きつい戦いになるかもしれませんが、釣れるのが大きいなら夢があるかと^^

ほんと今年の津軽海峡は少なかったんだね~

回遊ルートさえ把握しちゃえば、回ってきたらそこまで群れの数は関係ないと思うので、やっぱり強い朝・夕のマヅメ&回遊コース張り付きでひたすらまきまき作業フィッシングですな。先日メールをくれたTさん!テトラに気を付けて頑張ってください!

さて、この時期になるとヒラメ初心者さんからのメールが必ず届き、個人的なやり方でわかる部分だけはアドバイスするのですが、釣れなくて諦めちゃう人も少なくないんですよね・・・・・。

目の前にヒラメの魚影がかなり濃いサーフがあるって言うのに!!

函館に帰ってきて数年。函館に住んでいた学生時代は投げ釣りばかりで、他でルアーフィッシング覚えて帰ってきて、釣り仲間ができたのもあってポイント開拓から始めてきたのですが、さすがに近場は大体わかってきました。

函館の釣りポイント

行動範囲はこんな感じで、どんだけ日本海や噴火湾方面が爆釣中でも、魚影が薄くても良いから近場で人がいない場所を選ぶスタイル。

んでね、家族サービスしなきゃダメなお父さんや、忙しい仕事の合間にちょっと釣りしたい初心者さんだと、行けるのは僕と同じような近場エリアになっちゃうんですが、「ほんと釣れるんですかね?」と何故か近場に行きたがらない人が多いんですよね^^;

行ったことがないエリアの雰囲気も一緒に釣りとして楽しみたいのかな。

なんだかんだ凄く魚が豊かな大森海岸

海サクラマスが釣れない人のために書き記していく、下手くそアングラーの備忘録。

目の前の海にいっぱいいますよ」と言ったらヒラメ初心者さんにはびっくりされる、大森浜~湯の川のサーフ。

  • 1~6月までサクラマス・アメマス
  • 4~11月までヒラメ
  • 4~11月までカレイ類
  • デカアブラコ
  • デカソイ
  • たまに夜シーバス回ってる
  • 時期によって青物(イナダ・ワラサ・ブリ)の回遊あり
  • イカ

こんな魚種が豊富な海が目の前にある街って少ないと思いますよw 15分くらい移動して反対側の湾に行ったら時期によって回遊系がいっぱいだし。

ヒラメなんて夏になるとソゲ溜まりになるけど、トータルすると魚影は濃いですからね。僕は他に楽しいポイントを発見したので、釣れなくてもそこばかり行っちゃってますが、通った回数から釣れた数を考えると、大森海岸でヒラメが釣れる確率はかなり高いです。

特に啄木から湯の川漁港までの沖テトラが入っているポイントがおススメ。

日本海や噴火湾みたいにハイシーズンになると別格になる海は別として、津軽海峡エリアで考えたら魚影が一番濃いんじゃないか?とすら思ってます。他では木古内~知内が魚影濃いめですが、ソゲも入れた魚影で考えると大森海岸は濃すぎる。

ヒラメに近づく1歩は湯の川漁港から亀田川までをランガン


駐車場はいくつかあるのですが、色々考えるとベストは湯の川漁港。湯の川漁港の左側からサーフへ入れる階段がついているので、車をとめたらランガンスタートです。

  1. サーフ装備に関しては、お近くの釣具屋さんでわがまま言って予算内でなんとかしてもらう^^(⇒函館近郊で釣りをするなら2万円台のシーバスロッドと、4000番台のシマノのリールがあれば良し!
  2. ルアーはまずはダイソージグでOK(⇒ヒラメやブリも何でも釣れる!万能すぎるダイソージグのカスタマイズ方法と使い方
  3. 狙うのは朝マヅメか夕マヅメだけ。昼も夜中も釣れるには釣れる。この時期だったら朝は3時~出勤前の6時。夕方は6~8時。
  4. 海が荒れていたり濁っていると釣果が下がるので、おだやかな日を選ぶ。

さぁ湯の川からランガンスタートです

湯の川漁港に車をとめてサーフインしたら、漁港角からヒラメ生息場所になるのですぐにキャストを開始!

ヒラメポイント

テトラの際やグーグルの航空写真で、黒くなったような場所の周りはヒラメ狙いポイントです。ただし根が入っている可能性が高いので、根がかりする可能性も高くなります。パッと見砂エリアに見える湯の川方面も、意外と根がたくさんあります。

湯の川サーフ

亀田川方面に向かって、ちょっと歩いてはキャストの繰り返し。適当に投げているだけでは釣れないので、意識して欲しいポイントがいくつかあります。

飛距離を伸ばすキャス練しながら鮃を狙う

サーフは広範囲に探る事が釣果に繋がるので、→釣りで飛距離を出すための方法!キャスティングやルアーを考えるで書いたような、キャスト練習しながらダイソーの30g前後のジグなら90~110は飛ばせるように練習してください。

地形変化を見逃さないように、着底までのカウントは必須

ヒラメは地形の変化に付いている事が多いので、着水したら着底するまでカウントするクセもつけた方が、きっと後々の釣果に繋がると思います。着底した後は、底から2m以内を意識したリールを巻くスピードでレンジコントロール。大体でいいのですが30gくらいのジグで1秒で1m前後沈むので、巻くのをストップして着底まで2~3秒前後だったらヒラメレンジでOK。

ストップしてすぐに着底してしまうようだったら巻くスピードが遅すぎ、着底までに時間がかかるようだと巻くスピードがはやすぎ。湯の川でも場所によって水深が全然違うので、その辺は臨機応変に対応。

日によって違う潮の流れや、ヒラメの活性によって曖昧でもよかったりするのですが、基本は底から2m以内のレンジを通し続ける事を意識。活性が下がる時間帯や、視認性が悪い夜中だともっともっと底を意識したりシビアなレンジコントロールが必要。

この作業のような繰り返しを延々と亀田川まで繰り返して、湯の川漁港まで戻ってくる頃にはかなり上達もしているし、良い日にあたったら数枚のヒラメが釣れている可能性すらあります。この時期だったらソゲサイズも入れるとボウズの方が少ないかも。

2019年ヒラメシーズン前に、道南(近場)でヒラメが釣れたポイントを紹介していくよ!

もっとヒラメ狙いを拘る(大森海岸編)

知内サーフ

魚影の濃い場所だったら、まぁまぁ適当にやっていても釣れてしまう「居れば釣れる」と言われるヒラメですが、もうちょっと拘って狙う方法がいくつかあります。

もっと拘って地形変化を細かく探る

根、岩、テトラ、潮の流れで一気に水深が変わる場所が地形変化。ヒラメはそんな変化に張り付いて小魚がくるのを待ち構えています。

餌となるベイトが多いとそこら中に居る事もあるのですが、基本はやっぱり地形変化。「→地形変化を見逃さないように、着底までのカウントは必須」で書いた方法で、もっと細かく探っていきます。

100mほど遠投して、一定のスピードでリールを巻いてたまに確認のために沈めながら狙っていると急に浅くなったり、一気に深くなる場所が地形変化です。変化を感じたら、今度は飛距離を調整して地形変化がどこから始まっているのかピンポイントで探していきます。もちろん湯の川にもそんな場所がいっぱいあります。

どこから変化が始まっているかを発見したら、次はキャストする立ち位置や角度を変えて、どこからどんな風に変化があるのかをチェック。ず~っと横に入ってる事もあれば斜めに入ってる事もあるので。

ブレイクラインってやつです。

もし変化が沖に向かって斜めに入っていたら、斜めにキャストした方が地形変化に付いているヒラメを効率よく狙えるからです^^ そこからどうして変化しているのか?がわかれば、海を見ただけでちょっとはわかるようになるのですが、わからない事も多いので最初はあまり気にせずに!

  • 潮の流れ
  • 海の色の変化
  • 波の立ち上がる場所

見ただけで判断するなら、このへんでしょうかね。

あぁこっから深くなってるから、その周辺を重点的に狙うか~」くらいで良いと思います。ただその場所は次の釣行にきっと繋がるので覚えておいて下さい。

潮の流れがある場所を狙う

ヒラメアングラー

さぁ湯の川から亀田川に向かってランガンしてきて、そろそろ旧ボンボンシー下あたりまできてる頃でしょうか。そこでもう一つ意識して欲しい事が潮の流れ。キャストしてリールを巻いていると、するするとリールを巻ける場所と、巻き難い場所があると思うんですが、それが潮の影響です。

この潮ってのも地形変化と同じというか、潮と地形変化はある程度セットかな。角度や飛距離を変えながらルアーに感じる抵抗で判断してください。どこから強くなってどの角度で向かって、何故そこに潮流ができるのかを考えられたら最高ですが、やっぱり最初はわけがわからないと思うので、ルアーで感じるヒキ抵抗だけの判断で十分です。

ヒラメを釣ってハマったら、きっと自らドンドン調べてお勉強すると思います^^

それとヒラメの一級ポイントと言われている、岸から沖に向かって強い流れができている離岸流。詳しい事はWikiで→離岸流

日によって見つけにくい時もありますし、どこのサーフでも釣りができる場所に必ずあるってわけでもありません。プランクトンも酸素量も豊富なので、ヒラメの餌になるベイトが多く、ヒラメの狩場となっているのが離岸流。

ここをピンポイントで狙えると釣果は上がる事間違い無しですが、見つけられない初心者段階だとルアーを投げてヒキ抵抗で潮が強い場所を選んだ方が、今後に繋がる学べるモノが多いです。

ちなみに大森海岸にも離岸はありますが、基本魚影が濃いせいか他の場所と釣果の違いがあまり・・・・。

あまり細かく書いてしまうと、初心者さんは何が何だかわからなくなりそうなのでこの辺でやめておきま~っす。

根地帯をねちねち探る

湯の川のヒラメポイント

この辺までランガンしてきたら、ちょっと根が多くなってきて根がかりする確率も高くなります。沖のラインにテトラが入っていて、テトラの間の潮通しが良い場所に元気よくスクスク育っている海藻達。

この潮通しの良い海藻エリアも、ヒラメが大好きな場所なので、潮の効き方や地形変化をルアーから感じとって他の砂地より多く探ってみた方が良いです。沖テトラの際も、もし届くなら深みになっているのでねちっこく探ってください。

ロスト軽減に→テキサスリグでヒラメを狙う!適当アングラーの使っているフックやワームと狙い方。2019年バージョン!もありますが、今度は飛距離の問題が出てくるので、航空写真で根がある事を覚えておいて、あまり沈めすぎないように頑張るしかありません^^;

デカアブ

根地帯のゲストと言えばアイナメで、僕の経験上では50以下はいないんじゃ?と思うくらい釣れたら大きいです。しかもサーフで遠投から巨アブちゃんとの遠距離ファイトのヒキは、漁港や磯のアブとは別格です。

ロックマンが何故サーフにいないのかいつも疑問に思うくらい、サーフのハードロックもエキサイティングです。ヒラメの事すら忘れちゃうかもしれませんw

あとやっぱり予想通り、沖テトラ周辺に巨ゾイ居ついてるみたい。

釣れなきゃ土下座!ヒラメの釣り方まとめ

  1. 朝マヅメか夕マヅメ限定で湯の川漁港に車をとめてサーフへ
  2. 10m間隔で底周辺を意識しながらルアーを通していく(1か所につき3投まで)
  3. 地形変化や潮の違いを感じたら、他より多くキャストしてみる(もちろん覚えておく)
  4. 人が居なかったら前提ですが、波打ち際の真横や斜めにもキャスト(目の前に真っ直ぐキャストが一番効率悪いかも)
  5. 着底から足元まで気を抜かないでルアーを泳がせる
  6. ひたすら湯の川から亀田川方面までランガン
  7. 釣れたら場所を覚えておく
  8. ループ

これを繰り返していると必ず釣れるはずなので、釣れた場所をいくつかピックアップしながら何故ヒラメがいたのか考えて、次は効率よく釣れたポイント狙いで秋ヒラメに活かすのが良いと思います^^

ある程度ヒラメが好きそうな場所がわかってきたら、ルアーとかテクニックとかどうでもいいし簡単な魚だと思います。

大森浜~湯の川はソゲ溜まりと言われていますが、たまたま通っている人と湯の川漁港で話しをした時に「ソゲも多いけどヒラメも多いですよ」と聞いたので、通っている人はしっかり釣ってますね。通ってナンボなんだと。

あぁ書いてたら行きなくなってきた。ソゲでもいいからヒラメ見たい。

朝日や夕日も凄く綺麗ですし、波が発生させるマイナスイオンで疲れもすっきりするんで、やっぱりサーフは最高です。シチュエーションに合った好きな音楽と合わせると、波音と混ざって釣れなくても最高。

Andyちゃんのギターバラードとか夕日にぴったり。

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