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道南でヒラメを効率よく釣るための時期とポイントを考える

熊石のヒラメ

もしかしたら海藻をたっぷり纏ったデカアブか、サメのスレがかりって可能性も否定できませんが、先日バラしたデカヒラメの重みが手に残っていて、ここにきて改めて感じるヒラメ探し楽しい感。

そうそう湯の川~志海苔のサーフで10キロ近いランカーヒラメ釣れましたね!サイズは運でしかないけど、やっぱり近場でも条件が重なったり、粘りと根性があれば夢ありますね^^

今週は風が強く、雨も多そうなので釣りはお休みっぽい。

って事で今年に入ってから書いた→道南でサクラマスを効率よく釣るための時期とポイントを考えるに引き続きヒラメバージョンを。函館に帰ってきてから5年かな?色んな場所に行ったし、釣り仲間さん達のお陰で情報もかなりまとまってきたので、函館人なりに効率よくヒラメが釣れるポイントと時期をまとめていきたいと思います。

サクラマスの時は日本海や噴火湾無しの近所で考えたのですが、ヒラメに関しては圧倒的に魚影が違う日本海や噴火湾も入ってます。

道南でヒラメを効率よく釣るための時期とポイント

ヒラメ

ヒラメは修行なんて言われていますが、実際は良い時期に良いポイントで時合いが訪れやすいマヅメにされ入っていれば、アホみたいに簡単に釣れる魚^^

そこを情報から見極められたら簡単フィッシングになるのですが、とりあえず釣りがしたいから変な時間に入ったり、魚影が薄くても好きなポイントに入ってしまったり、人気スポットを避けたり、そういう効率悪い事をしているから修行になってしまうわけで。

情報が入ってこない人もいるし、日本海や噴火湾となるとそんな通えないから、そこは仕方ないんですけど・・・・・。そんな事わかっていても、朝起きれない人は昼から入っちゃいますよねー。

1~3月 ヒラメが岸寄りしていないから諦める

道南でヒラメが岸寄りを始めるのは4月後半から。1~3月でもサクラマス狙いで、過酷な環境を生き抜けるおっきなヒラメが釣れる事もありますが、狙うにはかなりの気合と根性が必要。

マスもきつい時期ですが、サクラを狙っていた方が釣りとしてはまだ楽しいと思うので、ドM気質な方向け。

4月 日本海の福島~熊石方面で釣れ始める(数は少な目)

僕の情報網が日本海に偏っているせいもあるかもしれませんが、4月後半くらいになると福島町~熊石までのエリアでヒラメの釣果が聞こえ始める。この時期はみんなサクラマスに夢中になっていて、底メインで狙う人はモノ好きばかりですが、水深がある10m以上あるエリアだとヒラメも普通に釣れている。

ヒラメを狙えるような場所はマス場にもなっていて、良い時間帯はめちゃくちゃ混むし、日本海へ行くなら黙ってマス狙いした方が良さそう。

5月 道南全エリアでヒラメが釣れだす

日本海

目の前の大森浜~湯の川、日本海、噴火湾全域でヒラメが釣れ始めます。この時期もマスアングラー多めで、本格的にヒラメ狙いしている人は少な目ですね。

5月上旬の函館の近所は釣れるには釣れるけど、数が少ないのでまさに修行になる可能性が高い。噴火湾方面も日本海に比べると魚影は少ないですが、5月下旬になると一気に増え出し始めて簡単フィッシングに。

5月中旬からの日本海は、フィッシュイーターが大好物なベイトまみれになるので、場所によっては修行と言われているヒラメが、釣り堀感覚で狙える最高の海になります。今年の日本海エリアだと、熊石よりちょっと上になっちゃうのですが、某磯に張り付いて5月下旬だけでサクラマスもバンバン釣りながら、100枚近いヒラメを釣った知り合いもいて「食べる分だけにしようよー」と突っ込みたくなる。

近場で拷問のようなボウズを喰らっている人は、5月下旬くらいからベイト頼りですが日本海へ通うと簡単フィッシングを楽しめると思います。

近場でソゲと戯れながら→釣れなきゃ土下座レベル!初心者向けのヒラメの釣り方(魚影が濃いハイシーズンのサーフ編)でヒラメサイズを目指すか、日本海へ行ってサクっと釣るかですね。

5月のおススメポイント

  1. 日本海の上ノ国から大成までのエリア(サーフ・漁港)
  2. 八雲から長万部までのサーフ・砂原から森周辺(豊津海岸)
  3. 知内(重内河口周辺サーフ・イカリカイの磯・涌元漁港のテトラから)

片道2時間までとして釣れる確率が高そうな順番です。更に北上するともっとヒラメの魚影が濃いポイントもあったりして、ヒラメに対しての価値観が崩壊してしまう可能性があるのでおススメしません^^;

何て言うか魚影が異常なポイントで釣りしちゃうと、ルアーサイズとかカラーとかアクションとか考えて頑張ってやってるのがバカバカしくなるくらい適当でも釣れるってのがわかってしまうから、釣れなきゃきついけど、ほんと釣れない時間とかバランスって大事だと思う。

岸寄り時期になるとヒラメはどこでも釣れると思いますが、ベイトの有無で全く釣果が変わるので、同じエリアでもベイトの有無を意識すると釣果が変わると思います。

ちなみに餌となるベイトは、イワシ系、キス、うぐい、イカと動くものならなんでも食ってしまうヒラメですが、魚影を期待するなら大群のイワシ系がベスト。

6月 好きなところでやったらOK

ヒラメポイント

画像だけ見ると綺麗でめっちゃ釣れそうだけど、魚なんもいないからここ!!!

画像の場所は気にしないでと。年によって違いますが、5月下旬~6月中旬までが一番強いのかな。

道南の本格的なヒラメシーズンが到来。5月の流れで、魚影の濃いポイントに通うのも良しだし、釣果を気にせず好きな海で修行覚悟で粘るのもOK。とりあえず海によって魚影は全然違いますが、どこのエリアにも居ないって事はない時期なので、いる前提で探る釣りが楽しめる。

魚影が濃いエリアで色んな釣り方を試すのも良しだし、あえて入った事がない釣れなさそうな場所を試せる開拓チャ~~ンス。とにかくこの時期は、いる前提なのでフィッシング上達シーズンでもありますよね^^

7~8月 磯や各漁港

水温が上がってしまい沖にでてしまうシーズン。この時期に鮃を狙うとなると、なるべく水深が深いエリアの方が釣果は期待できるようですね。

昼間は暑くてやってられないし、サーフはソゲだらけだし、無理してやらんでも良いんですけど^^;

釣果が期待できる水深がある日本海の磯なども良いのですが、夏から秋にかけてのシーズンはハチやアブの猛攻を受ける可能性が激高なので、気になって釣りにならない。

ベイトによってたまに10mラインに鮃がいっぱいいる事もあるようなので、修行や拷問フィッシング覚悟の上で、水深の深さを重視して各漁港のテトラから狙うのが良さそうな時期。

9~12月 ハイシーズン&ヒラメが美味しい季節到来

5月の少し美味しいくらいのヒラメと違って、寒くなればなるほど美味しくなるヒラメを狙えるハイシーズンが到来。美味しく食べるなら秋~冬ヒラメ狙いだけでも良いかもしれませんね^^

5月 道南全エリアでヒラメが釣れだすとポイントは一緒で、9月にドバッと数が釣れだして、そこから12月に向けて数を減らしながら美味しくなっていく。後半になればなるほど岸寄り個体数が減るので修行になりますが釣れたら美味しい。

そんで寒くなって水温が下がり個体が減るほど、過酷な環境を生き延びれる大型が釣れやすくなると言われていますが、普通にソゲもまぁまぁ釣れるんだよな・・・・・。

最近だと、釣りに役立つ情報を無料でチェックできるアプリなどがあるので、9月くらいから各エリアの水温をチェックして適正水温と言われている16~17度を目安にポイント選びをしても良いと思う。

●釣りの役立つ天気や潮アプリ→windy

釣り情報アプリ

釣れた時の状況などを詳しく記録したい人にはおススメ。これを見ると2020/06/22の時点で、日本海乙部周辺と小谷石方面がヒラメ的には適正温度ですね~。適正でもベイト次第なんですけどね・・・・。

ヒラメ狙いは釣りをする時間がとっても大切

変な時間でもサクっと釣れちゃう事もあるから、一般的に釣れないと言われているような時間でも入っちゃうのですが、基本は絶対にマヅメ!(ベイトなど色んな条件が重なって、一日中捕食スイッチ入りっぱなしの時は別です)

  • 朝マヅメなら明るくなってから2時間まで
  • 夕マヅメは暗くなる1時間前から、真っ暗になって1時間の2時間
  • 昼に狙う時は潮が動いている時間帯
  • 真夜中はひたすら投げまくる

時期やポイントについてまとめてみましたが、一番ヒラメが釣れると言われている時間帯は朝マヅメで、僕は朝が弱いので一番強い時間帯を捨てるしかないのですが、2番目に強い夕マヅメで釣果が高いのは真っ暗になってからの1時間なんで、こういうお魚さんの捕食スイッチが入る時間帯に釣りするのは基本ですよね~。

潮にもよりますが夕マヅメに入って、暗くなる直前にやめてしまう人を多く見かけるのですが、ヒラメはやっぱり暗くなってから1時間です!

かなり前に時合いに触れたような記憶がありますが、何人が並んでヒラメ狙っていて何時間も釣れなかったのに、全員に一斉にアタリが出始める瞬間があるんです。それを時合いと読んでいるのですが、時合いが起きるのがほぼマヅメ。

時期とポイントを見定めて、後は潮や時間を考えて釣りをするとグッと効率アップするはず。

夜中のサーフや漁港でのヒラメ狙い

函館に帰ってきてから、夜中のヒラメ狙いでサーフに通いたいと思っているのですが、年齢的にもきついし、一人じゃ寂しいし、なかなかチャンスがないんですよねー。

夜中に釣れるヒラメはサイズが大きいと言われていて気になってはいるものの、やってみたら普通にソゲがバンバン釣れちゃうので場所次第か「普通なら狙わない夜」ってパワーワードからくる強い印象なのか。

それでもヒラメが最も動くのは夜中!と追跡装置でわかってはいるので、居つきじゃなくて回遊途中のデカヒラメに会えるチャンスは増えるのかもしれない。

北海道の場合は、一番魚影が濃い日本海のサーフに行くとヒグマの危険性もあるからきついし、近場だと民家があったりしてなかなか^^;

ベイト寄せの光もあって、やりやすいサーフだと

  • 飲食店の電気にベイトが寄ってくる大森浜・湯の川
  • 街灯の光が海を照らす木古内の禊周辺サーフ
  • 一部道路の街灯が入る日ノ浜サーフ

たまにヘッドライト見かけるけど、スキモノになっちゃいますよねw


仕事の関係で暗くなってからしかできない人は、近場だと知内方面の漁港か、夜ヒラメが簡単な日本海の漁港が一番だと思います。

  • 中ノ川漁港
  • 涌元漁港
  • 小谷石漁港
  • 松前漁港

よく聞く夜ヒラメが釣れる漁港はこの4つ。江差方面から上もベイト次第でバンバン夜ヒラメ狙えます。近場だとやっぱり涌元漁港が、ベイトの有無次第ですが有名ですよねー。夜でも人めっちゃいるけど・・・・・。

時期と場所と時間でヒラメは簡単に釣れる魚

ヒラメの漁獲量を考えると、道南や青森方面は日本屈指のヒラメ生息地。そんな中でトップクラスに漁獲量が多い日本海エリアまで車で2時間弱と、函館は凄くヒラメ釣りに関しては恵まられたエリアですよね^^

減少を続ける他の魚と違って、ヒラメは徐々に増加の兆しがあるみたいだし、80センチ以下はもうソゲ扱いでいいので、死ぬまで会えない可能性が高いメーターオーバー!10キロオーバーに出会える事を願って頑張っていきましょう。

ヒラメ初心者で拷問中の皆様、結構な数の情報からまとめてみたので、時期と場所と時間を見極めて狙ってみて下さい^^

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