シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

【道南のアメマス釣り】もうサクラマス狙いの外道じゃない!調理次第で美味しくてヒキも強烈

アメマスのスレがかり

ワクワクしながら松前のヤリイカに行こうと思ってたのに、行った人から「釣れるけど、今年も数はダメっぽい・・・・」と聞き半べそで諦め、じゃあ2020年の1発目の釣りはなんだか賑わっているクリガニか!とリーダーを誘うと「今のカニは小さくて身が入ってないから、5月くらいの黒ずんだやつじゃなきゃ・・・・」と断られ、おとなしく家籠り継続中。

って事で暇だし、ちょっと気になっていたアメマスについて色々調べてみる。

僕がそうですが、サクラマス狙いのアングラーさんには、どうしても外道扱いされがちなアメマス。

  1. 棒状の見た目が、苦手なギンポに似ている
  2. 食味が悪い

同時期くらいに釣れるメインターゲットのサクラマスと比べると、見た目の美しさや味が劣るので、釣り味を楽しむために狙っている人はいっぱいいるけど、食べるためのメインターゲットにしている人はあまり聞いたことがない。

今月下旬か、来月くらいからサクラマスをスタートしようと思っているのですが、きっとまた、サクラマス以上にアメマスフィーバーする事が予想されるので、食べていく事を前提に色々調べてアメマスについて知識を深めながら淡々と書いていきたいと思う。

海アメマス

アメマス

  • 体長は14-70cm程度。産卵期から孵化までの生活史はイワナとほぼ同じであるが、より冷水域を好むと考えられる
  • サクラマスやサツキマスの様に、孵化後すぐ降海せず2年から3年程度を河川で過ごしスモルト化した個体が降海する。
  • サケ科のイワナ属の魚
  • イワナの亜種で、川や湖にとどまる個体もいれば、海に降りる個体もいる。川や湖に留まる個体は「蝦夷イワナ」と呼ばれ、海へ降りる個体は「海アメマス」と呼ばれる。

函館人
函館人
詳しいアメマス情報は「ぼうずコンニャク」か「Wiki」で。

道南でアメマスを狙えるシーズン

  • 道南エリアは、12月に川からアメマス降海が始まり、12月~1月は降りてきたてのアメマスが狙える。そして餌を求めて1月~2月に沖に出ると、今度は3月から5月の鮭の稚魚が川から海に降りてくる時期に餌を求めて河口や岸に寄ってくるので、また岸から狙いやすいシーズンが始まる。
  • 12月や1月初旬に釣れるのは川から降りてきたばかりの個体で、2月は殆どの個体が岸寄りせず、3月後半くらいから6月まで釣れるのは餌を求めて岸寄りした軍団。その後は温かくなるにつれて高水温に耐えられず産卵のために遡上を始める。

8月中旬の真夏でも釣ってるのを見た事があるけど、あれはぶっ飛んだ強い個体って事ね^^;

海アメマスを狙うためのルアー

  • ジグ
  • ミノー
  • ジグヘッドワーム
  • ポッパー
  • スプーン
  • フライ
  • ウキ釣り
  • 餌釣り

ルアー選択に関してはサクラマスと一緒で好みの問題。市販されている範囲のサイズのルアーであれば、好みのカッコいいルアーか、安く済むダイソージグやダイソーワームと何でも良いと思う。

海サクラを本格的に始めた当初、サクラとアメは狙い方が違うとも聞いたのですが、いざやってみると何ら変わらないどころか、サクラ狙ってるのに勝手にバンバン釣れてくれる外道に・・・・。

海アメマスの狙い方

アメマス

基本群れの回遊待ちか、根についた個体を狙う。これもサクラマスと同様に中層から表層にルアーを通すだけで、漁港や磯、岩の上など足場が高く水深があるポイントだと、サクラマス同様にルアーを追っかけてくるのが見えて楽しい。

水深30センチくらいあれば普通にいる。

アクションは

  • トゥイッチ
  • ジャーク
  • ストップ&ゴー
  • リフト&フォール
  • ただ巻き

アクションによって変わるレンジの幅がやポイントによっての水深が違うので、楽しみ方や狙い方は好みの問題。基本中層~表層にルアーを通しているだけで居て食い気があれば釣れる。根周りに居ついている事が多く、そんな時は底引きでも日によって多少変わるアメマスレンジが合っていれば釣れる。

流れのないところよりは流れがあるポイント、根がない場所よりは根があるポイントと、他の魚と変わらない。

大きなアメマスのヒキは強烈

大きめのアメマス

ヒキやパワーに関しては、大きさで他の魚と比べると重さにもよりますが50センチ程度だと、ソイ>アブ>サクラ>ヒラメ>アメマスってところでしょうか。このくらいのサイズだとまだヒキは弱め。

ただ去年、下海岸で釣ってから逃げられてしまった、70~80センチくらいの丸太みたいに太ったアメマスは、デカサクラでも感じなかったような久々に手に余韻が残るくらい強烈で、ヒキを楽しむためにサクラじゃなくアメをメインにしているアングラーさんの気持ちがわかった。

前後左右に縦横無尽に走り続ける大きな鮭。(ブリよりは弱いです^^;)

デカアメマスは、まだ1匹しか経験がないのですが、ラインが一気に流れる走るスピードも申し分無し。

海アメマスの食味

まずいまずい言われていますが、漁師さん談ではサクラマスより好んで食べる人もいるようで、しっかりと身に含んだ水気と臭みを抜いてから、焼くか揚げるかの調理で美味しくなるようです。

動画を見るとルイベも美味しそう。

色んな話しをまとめると、まずくも美味くもない特徴のない身。漁師さんは漬けてしっかり身に味付けをしてから竜田揚げかフライにしている。

海アメマスも食べていく方向で

サクラマスやヒラメをメインとしていると、時期的にどうしてもアメマスが釣れてしまうのは避けて通れない道。

食べるターゲットだと、釣れた時に血だらけになっていても持ち帰りが確定しているので良いのですが、アメマスの時は「これリリースしたら死ぬかも?」と思いながらリリースする事も正直あった。猛省ですね。

2020年はアメマス好きな漁師さんから、ちゃんとレシピ聞いて食べていこうっと。クソまずかったらどうしよう・・・・。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

トップへ戻る