夜の漁港で狙う「夜マコ」と呼ばれるマコガレイ釣りを楽しむ
秋から春先にかけて産卵で岸寄りした個体を狙うマコガレイ釣り。北海道は冬になると寒くて釣りなんてやってられない感じですが、このマコガレイ狙いは漁港内のちょい投げなんで、天気が悪くても車から楽しむ事が可能!
そして狙うのは朝や夕のマヅメではなく夜~深夜帯。
夜マコとは?釣り方やポイント
夜マコの狙い方は凄く簡単で、夜に近場の漁港に行って、港内にイソメをぶん投げて待機してひたすらギョギョライトを眺めるだけ。
函館周辺だとどこもマコガレイがいるので、どこの漁港でも狙う事ができると思います。
ヒラメよりも美味しいマコガレイ
この時期に抱卵だった場合は、身痩せしているので卵と一緒に煮付けが最高!抱卵じゃない身厚のタイプなら刺身と、個人的にはヒラメより美味しい魚。他のカレイと違って身が厚く、マッチョなのもいるんで釣り味もそこそこ楽しめます。
刺身は肝醤油で食べると美味しいって言われてますね。今度やってみようっと^^ヒラメよりモチっとして甘味があって美味しい。もちろん大型になるとエンガワも食べ応え抜群。
夜マコが釣れる時期
旬は身にしっかり栄養がある初夏~夏ですが、夜マコ狙いとなると10月~2月の秋~冬と4月~6月の春だと釣果に期待できる感じ。
港内奥が狙い目となる
適当に近場の漁港で説明すると、港内でカレイを狙うなら大体が①から順番に船道。ここで港内奥の4番なんてアブやカジカはいるかもしれないけど、まぁカレイ狙いではなかなか狙わないポイントなんですが、夜マコ狙いとなると港内奥も良いポイントとなります。
夜になると浅場にドンドン入ってくるんでしょうね。産卵なのかな?
普段通りの船道狙いでも良いんですが、港内奥は車からできる事が多いので楽で良い。
夜マコは大型が多い
小さいのも釣れるんですが、夜に釣れるマコガレイは大型が多いです。昼間だと20センチ台が多いようなポイントでも、夜マコを狙うと40センチ台が普通に釣れるどころか、40センチがアベレージになるような日もある。
岸寄りしているのが産卵できるような大型の個体だからなのかな?
ちょっとよくわかりませんが、夜マコは大型が多いから嬉しいって事で^^
夜マコが狙える漁港
20年以上前はバスとよく松前方面まで通っていましたが、函館周辺だとどこでもマコガレイが釣れるので、近場の漁港でも砂地ならどこでも狙えます。有名ポイントはいくつかありますが、冬なんでそこまで遠出もしないし、近場の適当な漁港で、マック買ってちょろっと竿出してのんびりギョギョライト見ながら癒される感じでOk^^
20年前の話しになるんですが、前はどこかの釣具店で夜マコポイントが紹介された「釣り迷人」って本?が売られていましたね。懐かしいなぁ。
夜マコガレイが釣れる時間帯
僕の経験値不足のせいもあるのですが、釣れる時間帯がよくわからない・・・・・。潮が動くタイミングかな?と思っても、港内って潮の影響をあまり受けない事もあったり、動いていない時間帯でも普通に釣れたりします。
21時~4時くらいまでの間で、ガンガン釣れたり、突然止まったりを繰り返すのでタイミングはあるんでしょうね^^;
夜マコを狙う場所が決まっている場合ですが、大体釣れる時間帯がわかると次からも同じくらいの時間帯で反応があるのでわかりやすいです。
カレイングでも釣れる
寒いし夜だし、外での釣りなんてやってられない!って人が楽しむ釣りなんですが、ワームを使ったカレイングでも夜マコは狙えます。
リグでもブラーでもいいんですが、投げ釣りと違って探ってダイレクトにあたりを楽しめるので、天候が良い日なんかはロックと一緒に狙っても良いかもしれませんね。ワームは動きのある釣りだとイソメは持ちが悪いので、匂い付きのワームがおススメ。
そうそうこの動画を見て思ったけど、夜マコ狙うなら匂いもそうなんですけど、夜行系で視認性を意識するのも良いとは思います。この動画ではパターンとして楽しんでますが、夜行玉への反応かな?
夜マコ釣りの準備
近場の港内で適当に投げて車から眺めるような釣りなんで、タックル何て拘る必要は無し!しかも雪がちらつく冬となると、ロッドへのダメージなんかもあるので安いもので十分です。
リールと竿は釣り具屋のセットで十分
お近くの釣具屋さんに行くと、1980円や2980円くらいで投げ釣り用のセットが売られているのでそれで^^ロッドの長さも港内のちょい投げなんで長くても短くてもどっちでもOK。
三脚
僕は三脚持ってるんですが、めんどくさいのでその辺にぶん投げて放置したり、立てかけたり、車からギョギョライトさえ見えたらいいので適当なんですが、欲張るのに数本出したい時なんかは三脚があった方が良い。
これもお近くの釣りショップで安い三脚で十分です。
仕掛けはキラキラ系が良いそうです
カレイ用の仕掛けって種類多すぎですよね^^
赤が良いとかキラキラが良い、ケイムラが良いとカレイも色々言われていますが、個人的に夜マコで違いを感じるのは、夜行玉とかケイムラとか発光系とキラキラしているアクセサリでしょうかね。
この辺は夜の海でも視認性を上げてくれるので、より遠くにいるカレイも寄せる事ができるんでしょうね。港内奥だと常夜灯の反射でキラキラっとしたり。
- セットの竿とリール
- カレイ用のキラキラした安い仕掛け(釣具屋さんに聞く)
- 港内なので5号以上
イソメつけてぶん投げておけば居れば釣れるので、安く安く緩く緩くが一番です^^
餌は塩イソメかパワーイソメ
生きたイソメが苦手な人は塩イソメ。イソメ自体が苦手な人はパワーイソメ。餌の匂いでも魚の反応が違うので色々拘って作る人もいるのですが、イソメ系だったら何でもOK。
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タモは必要かもしれません
夜マコは50センチ近い大型も狙えて、紹介してきた適当な安物タックルでも寄せるのは問題ないのですが、釣り上げるとなるとラインが切れてしまう事があります。折角海面まで寄せてきたのに、無理に持ち上げようとするとラインが細かったり弱いと切れちゃいます。
漁港によって高さが違うんですが、長めのタモは必要。
夜釣りはギョギョライトが必要
カレイは飲み込むのでアタリも気付かなくても良いのですが、どうせなら反応を見て楽しみたいところなので、夜釣りに欠かせない竿先に装着するギョギョライトも必要。
ダイソーでも別でテープが必要ですがケミカルライトも売ってますし、釣具店で竿のサイズにあったモノを購入すると。
冬はまったりと車から夜マコ狙い
この時期だったらカニやアイナメ、大きなソイと他にも色々いますが、寒いんでやっぱり車からまったりと夜マコが最高なんじゃないでしょうか。これからサクラのシーズンになると夜中は夜マコかイカやって、朝からサクラなんて人も多いようです。
夜マコ狙いで通っていたのは松前方面ですが、知内方面の漁港も有名。下海岸だったら住吉~戸井方面まで、どこの漁港でも釣れます!って言うかどこでもいます^^場所によっては僕が苦手とするギンポやドンコ、あとはサメが外道で釣れます。
魚影が濃い漁港を見つけたら、寒くてもカレイングで楽しめそうですね。
他のカレイ類もいれば釣れるし、調子が良いと大きいのがいっぱい釣れるので、この時期楽しめる釣りです。