函館で異常発生したブリ(イナダ・ワラサ)が釣れた漁港やサーフまとめ
2016年はとにかく異常だった函館のブリ。6月初旬にワンちゃんイカあるかなぁなんて考えで、夜に入船漁港に入ったんだけど、海面がなにやらざわついている。2020年まで時期になると期待しちゃいますが、日本海は釣れているけど津軽海峡まではなかなか入ってきませんね・・・・・。
海面を照らしてみると、そこには大量のマイワシ!!
えっ?この時期にこんな大量なマイワシ?なんて思いながら、その日はイカ釣りをやめて、サビキでちょろっと大き目なマイワシをお持ち帰り。数日後、またもやロックをやりに下海岸の釜谷漁港へ行ってみると、サビキでイワシを狙っている釣り人だらけ。
漁港の入口の街灯付近に近づいてみると海面全部がイワシで、その日はサビキなんて使わずタモで散々すくって帰宅したんだけど、なんだか函館の海がおかしい・・・・。
その数日後、港町埠頭でイナダが爆釣の情報が入りシーバスロッドとフローティングミノーを持って港町埠頭へ。港にはジギンガーだらけ。夕マヅメに差し掛かったくらいで、ストップ&ゴーでゴフッ!とリールがとまる。
まさかいると思っていなかったからドラグ調整もしていなくて、一瞬でジャーと何十メートルもドラグが出され、すぐさま締めて、周りのジギンガーに迷惑がかからないようにゴリ巻き。
66センチのワラササイズ。表層にいたマイワシのなぶらも出ていて、この日は底と中層メインのジグ軍団はほぼ釣っていなかった。トップをやっていた数人だけが爆釣状態で、この日は4本お持ち帰り。隣でダイソージグを振っていたおじちゃんが、底から表層にレンジを変えるとあっさり爆釣タイム突入していました^^
そしてここから、暇があればあの強烈なヒキを求めて、色んな漁港やサーフに出かけるわけだけど、釣れない日はさっぱりだけど、「こんなところまで入ってくるんかーい」とびっくりするような場所で釣れたり戻りブリまでも楽しんだ。
そんなブリ(イナワラ)が釣れたポイントと釣果なんかをまとめていきたいと思う。
函館港一帯
港町埠頭が一番人気ポイントだったかな。海洋センターもそうだけど、大きな群れが入ってきた時はどこでも釣れた感じ。マイワシがいる場所だったら、どこでも入ってきてたから、人がいなくて穴場だったのが、入船漁港のテトラ。
ただ巻きでもストップ&ゴーでも食い気のある時は何でもあり。全力高速巻きでも、ミノー丸のみなんて事があったので、群れにさえ当たれば簡単な釣りでしたね。
サビキ釣りに釣れたマイワシにブリが食ってきてパニック起こしてた家族なんかもいたって聞いたし^^ もちろん竿が折れるか全部持って行かれちゃうんだけど( ノД`)
熱帯植物園裏のサーフ(ヒラメ狙いのついで)
ここは穴場で、マヅメ時に限るけど、遊びでヒラメを狙っていた時にジャーク&フォールで、フォールの時にゴフッっと。ロッドに重みを感じた時は、あっ!これやべーヒラメだ!ソゲばっかりだったけど、やっと当たりきたぁーーーー!
慎重に寄せるも、ガンガン横に走るしなんか違うぞ・・・・。これはまさか・・・・。
そんな感じで港町のブリが落ち着いていた時も、マヅメはここで釣れていたんですね~。ベイトさえいたら、どこでもくるんよねアイツら。
ベイトのせいもあるけど、水深1メートルもない場所にたっぷりいるとか、ほんと異常発生よねw
茂辺地漁港
茂辺地漁港でもバンバンあがっているのは知っていたけど、遠くていってなかった。カモメがガンガン海に突き刺さっているのを見て、「これは完全にいる!」と特攻!
とにかくこういう時はトップ!
ミノーをセットして1投目で、ゴフッっとロッドが激しく曲がり、強烈なヒキを堪能。ほぼ水深がないような手前まで突き上げてきて喰ったり、とにかくトップが楽しかった。
ちょっとクセになって茂辺地には何度か通ったけど、釣れたのは鳥山を発見した日のみ。なんだかんだ一回(30分)の釣行で4本。60センチ以下のイナダサイズも混ざったけど、元気が良くヒキは強烈だった。
ここで夏の釣行は終了し、ヒラメ狙いにシフトしていたので、次からは戻り狙いです。
ブリ師だらけの汐首漁港(ダイソージグが大活躍?)
ここだけは毎年ブリが釣れる場所で有名な汐首漁港。(磯は色々あるみたいけど)
とにかく毎日のようにブリ師だらけで、ここはちょっと他とは違うから、ハードタックルにフル装備じゃなきゃきついと思います。テトラも難易度高めだし、ちょっとでも雨が降ると滑るテトラな上に深い。しかも潮の流れが凄まじいから落ちたらとにかく危険な漁港。
そんな危険すぎるけどブリはしっかり狙える汐首漁港は、11月の戻りだけを狙って数回釣行。
テトラに上がらなくても斜路から釣れたり、鳥山&ナブラさえあったらどこでも釣れた感じですな。汐首漁港はほぼミノー系か、フラペン、ダイビングペンシルなど、やや上めかトップで狙っている人が多くて、「これは違う事をしてみたい!」。
ミノーもペンシルもいっぱい持っているけど、あえて選んだのはダイソージグ。着水と同時にちょっと早めのリトリーブでゴフッ!その後は中層から底を狙ってフォールで食わせたかったんだけど、やっぱりミノーやペンシルのアピール度の高さと、上で釣れてるなら上狙えって話しで、差をつけられてしまいました・・・・・^^;
何度か通ったんだけど、人が多いし風が酷いしで、釣れたのは2本(1本ばらし)。
戻りブリがバンバン釣れた
汐首が混みすぎていて、鳥山情報もあったから木古内サーフへ行ってみると、これが大当たり!サケ釣り師さんがいっぱいの中、場違いな雰囲気で3人でジグやフラペンを投げまくる。
サーフにはカタクチイワシが打ち上げられていて期待感が高まる。
まずはフラペン(表層)に当たりがある。ちょっとトップに飽き気味だった僕は名前がわからないピンクジグで中層から上を攻めているとゴフッガガーーーーーーと、今までとは別次元のヒキ。
夏のとは別物。
「サーフだし、ドラグでなんとかなるからシーバスロッドでいいっしょ」なんて思っていたけど、今まで見たことないくらいロッドが曲がって、サーフブリを舐めていた事に気づく。ブリサイズ=深い場所なんて思ってたけど、ベイトさえいたら関係ないんだった^^;
何度もドラグが出されて上がってきたのは80センチオーバーのブリサイズ。ギリギリだけどサーフやシーバスロッドがエキサイティング。
全体で重さは6~10キロ?とムラがあったけど、美味しい戻りブリの強烈なファイトは凄く楽しめました。
(釣りメジャーは、みんな持ってるけど毎回誰も持ってこない^^;)1時間ばかりの釣りで3人で6本。
サーフだところころ回遊するから狙いが定まらなかった。上から2番目の一番小さいやつでも70センチあるから、この日の個体は太くてブリサイズばかりだった。
パンパンのお腹の中は、マイワシとカタクチイワシ、豆イカ、ヤリイカだった。
上の画像だったら小さいけど、小学校3年生の子供が持ち上げてこうだから、太いでしょー。僕のはあって8か9キロってところでしょうが、Sさんが釣っていた一番太いのは10キロオーバーだったのかもしれない。
ちなみにこの日はサーフだって事もあって、水深4メートルくらいのボトム付近を、闘魂ジグでヒラメも狙いながらの釣行もしたんだけどヒラメはなし。
すぐ塗装はげちゃうけど、闘魂ジグ安くていいんだよね~。トップのピタっとミノーがとまる瞬間もたまらないけど、ジャーク&フォールでフォールの時にドフッとひったくられる感じも最高。そんな感じで海がおかしかった2016年の函館ブリ釣行でした。
●2017年ショアブリ開幕!⇒木古内サーフで夜ヒラメ!そして、サーフからショアブリが開幕!
ヤマシタ(YAMASHITA) ルアー フラペン S65 01H イワシ 566-338
2017年以降はたまに釣れる程度でフクラギが多め・・・・・
函館に帰ってきて青物の良い年に当たったようで、2017年から戻りブリ狙いで期待するも、日本海ばかりで近場にはなかなか現れなくなってしまったのが残念。2017~2019年まで情報が入ったらチェックしていたのですが、津軽海峡エリアはベイト次第で間違って入ってくる程度で、やっぱりブリは日本海ですね~。
回遊待ちはきつすぎる・・・・・。
夏はイワシは入ってくるんですが、2016年のようなワラササイズは珍しく、釣れてもフクラギ~イナダサイズばかり。
時期になると、ギリギリ青物が狙える場所は
- 汐首漁港
- 立待岬
- 日浦の磯
- 重内河口
- イカリカイ公園
近場で狙えるのはこれくらいでしょうか。