サクラマス初心者が函館の大森浜で、初めてサクラマスを釣り上げた日記と感想など。
大漁ではないけど、函館周辺でもサクラマスが釣れ始めて、しばらく函館を離れていてサクラマスを釣ったことがない僕は、マスの強烈なヒキと美しい体を楽しむべく、足繁く函館近郊のサーフへ。
初めての魚種を狙う時って、まずは生態を調べて、必要なルアーやタックルを勉強して、一通り揃えてから狙っているんですが、今回も一通りそろえて通ったにも関わらず、何も釣れないまま釣行は14回目。
沖では跳ねているし、釣れている情報もある、しかも隣でも釣っているし間違いなくいるはずなのに何故・・・・・と心が折れそうな釣りでした。
これから釣り上げるまでのプロセスを書いていこうと思うけど、話を聞いたり周りの釣果などを見て、なんとな~く思ったのが、サクラマスを釣るにはとにかくキャスト回数!
投げて投げて投げまくるしかない!ヒラメと一緒だね。
函館の大森浜でサクラマスを釣り上げるまで
函館のアングラーさんだったら、何百本も上げている人はいっぱいいると思うけど、ここではサクラマス初心者さん向けに参考になればと、僕が色んな人に聞きながら試した方法や思ったことを書いていこうと思います。
結局はキャスト回数って結論に至ったんだけど、こういう考えながら釣りをする流れも楽しいでしょ^^
サクラマス釣り用に用意したタックルとルアー
【タックル】
- ロッド~ダイワ ラテオ90M
- リール~シマノ ツインパワーXD 4000
【ライン】
- ライン~PE1号
- ショックリーダー~フロロカーボン20LB
僕はラインとリーダー以外は、ヒラメや夏のショアブリにも使えるタックルにしていて、ツインパワーXDは発売されたばかりのものを、この度購入!
3キロや5キロ以上の板マスも掛かる可能性もあるって事だったんで、どんだけ走るかわからないし、混雑する場所で走らせて迷惑かけちゃいけないので、ちょい強めのタックルバランスですね。
【ルアー】
- ジグミノー~シマノウインドリップ 95
ショアブリの時から使っていたシマノのウインドリップ。カラーバリエーションはナチュラル系とアピール系、クリア系の3色の使いまわしです。時間帯とか水の透明度で変えるってよく聞くんですが、ブログを見たり釣っている人を見ると、どんな状況であれ釣れている人のカラーが全然違うんで、結局は魚がいて前をいい感じに通したら釣れると思います。
気分転換に変える感じと、釣れた後にどうして釣れたかの理由づけをしたいもんですしね^^;
ジグミノーを使っていた理由としては、以前港内で女子高生アングラーがフローティングミノーでサクラマスを釣り上げた時に観察していたんですが、結局は弱ったベイトをしっかり演出できる(アピールが大きい)ものがいいと考えたことと、ジグミノーだと大きなアピールをしながらも飛距離を伸ばせる事の2点からです。(弱って側面を晒してキラキラしていたイワシのみ捕食していたんで。)
- 岡クラフト/岡ジグ
岡ジグは見た目が気に入ったのと、水に入れた時にいい感じのフラッシングをしていたので使っていました。これからはヒラメにも使えるだろうし、途中からはジグミノーばかりでしたが購入して良かったかなと。
この他にも、前から持っていたスプーンやジグなど色々試しましたが、色んな情報を頭にいれてたどり着いたのがジグミノーでした。
大森浜のサクラマスポイント
湯の川方面もいれると、サーフであればどこでもいいとは思います。ただ僕の見た限りでは、毎回釣れるポイントはある程度決まっていて、釣れているのはしっかり潮目が沖まで出ているポイントばかりでした。
たくさん回遊していると、どこでも釣れるんだとは思いますが、潮の流れに集まったプランクトンを捕食するために小魚が集まって、その小魚を捕食するためにサクラマスが岸寄りするので、どんな魚も一緒ですが、何もないところよりも、地形変化やカレント(離岸流)、潮目がしっかりできている場所に移動しながらのランガンの方が釣れそうですね。
そういう場所には人が集まっているので見たらわかると思います。競争率が高いですけど^^
●路駐は迷惑がかかるので、基本はめんどくさがらずとめられる場所にとめてランガンスタイルか、近隣の人に聞くと、とめさせていただけたりします。
こんなもの?初めてサクラマスを釣った感想
色んな知識をつけて、後はとにかく通うのみ!何度も心を折られながらも潮目に向かってキャストを繰り返す。投げては巻いて投げては巻いてを繰り返す事14日目。
この日は濁りとうねりが凄くて、ルアーを回収する頃にはキャストポイントより右に30メートルくらい流される始末で魚がいる気配もない。ただ目の前でたま~にベイトが跳ねているのがすっごく気になる。
4時30分から始めて、時間は6時を回る。(満潮は6時)
僕 「もう心折れそうです・・・・・」
Hさん 「釣れる気配0だね。誰も釣ってないしそろそろ帰ろうか」
ぼーっと沖を眺めながら、だらだらっと超低速リトリーブ。
手前で波にもまれて浮き上がるルアー。
その時!
ゴフっと海面から浮き上がる銀色の魚体!そして目の前でひったくられるジグミノー!波にもまれてラインスラッグある状態だから当たりもわからんかった。
僕の立ち位置が①で、釣れたポイントが②だとするとこんな感じ。
ちょっと待ってくれと。これまで散々沖にキャストしてきた苦労をかえしてくれと。ツインパワーの気持ちがよく出るドラグを楽しみたくてユルユルに設定していたのに、2回ほど水面でバチャバチャさせたのちに丘へ。
追いかけてきたとは考えにくいし、たまたま目の前にいた先ほど跳ねてたベイトを捕食しにきたところにルアー通したんだね。
潮目を意識?早巻き?全く関係な~~~~~い。(基本は大事です)
釣りってこんなもんだよね。リール10回巻いたかな・・・・・。あっさりあがりすぎて嬉しかったけど感動は0。
55センチの2キロ弱!初めてにしてはいいサイズなんだろうけど、釣れるまでのプロセスがぁーーーーー!
それでも後から見ると、すっごく綺麗な魚で沖でかかるとヒキもそれなりらしいので、次は3キロオーバーや板マスを沖でかける事を目標に日本海釣行を予定してます。
これまで釣ってきた魚種では、釣れるまで一番時間がかかったけど、綺麗な朝陽を眺めながらの釣りは本当に最高で、これからも狙えるシーズンは通って楽しみたいと思う。
締めは堀田さんの木古内サクラマス釣行動画で。
まだまだ釣れる!函館のサーフでサクラマス釣行。外道のアメマスも!
前回のサクラマス釣行に続き、更なるサイズアップと沖でかけてヒキを楽しむ事を目標に、朝マヅメと夕マヅメのみ大森浜の実績ポイントへ。
ちょっと寝坊した5時30分にポイントへ到着すると、そこにはずらっと並べられた投げ竿が・・・・・。4月になってくるとカレイも狙えるだろうし仕方ないか~。大森浜は2月くらいからカニ釣りとカレイ釣りの、投げ釣り師さんが結構います。
このカニがめちゃくちゃ美味しいらしく、今度投げ釣りでカニを専門に狙ってみたいと思いま~っす。
朝マヅメはどこのポイントもパッとしなくて、潮があまり動いておらず期待薄な感じ。1時間ほど同行者のHさんとロッドを振るもノーバイトで納竿。
夕マヅメは流れが強い大森浜の実績ポイントへ移動
前回釣り上げたポイントなんだけど、他と違ってこのポイントだけ流れが強い。大きな離岸流があるわけでもないんだけど、地形変化が激しいのか潮が複雑に入り組んでる感じ。
ジグミノーを遠投してゆ~っくり巻いてみると、沖は強烈に流れが強く、途中でフワっと流れが消え、そこから左右に揺さぶられるように流れが強くなっていく感じ。
今度調査して画像で説明してみたいと思います。
常に変化はするんだけど、流れが強い場所の際を通してあげると、フックに鮭稚魚なんかも引っ掛かることがあって、ベイトが豊富で、この稚魚を捕食しにきているんだと思う。他のポイントだったら流れはあるけど、ここまで複雑じゃないし、稚魚が引っ掛かるのもここだけなのである。
潮目に向かってシマノウインドリップ 95を延々キャスト!
これが最近サクラマス釣行で使っている1軍ルアー。基本ウインドリップを使って、一番上がAdagio105、3番目が忘れたwそんで一番下がリリックかな。
今回は赤金を使って延々キャストしていくと、潮が上げ7分くらいで、またもや手前のカケアガリで波に揉まれた瞬間にゴフっと明らかなバイト!
手前すぎてクイっと程度で合わせをいれて、ブルンブルンと魚の反応を確認して数回巻き始めると、フッとラインが軽くなってばらしてしまう・・・・・。
回収間際の油断している時なんだも~ん。
今のところ、大森浜で釣れているサクラマスを見るとほぼ手前。沖でかけてるのも見たけど圧倒的に目の前に近いくらいの場所。
魚はいる!やっぱりここのポイントであってる!
満潮にむかって延々とキャストを繰り返すと、同行者のHさんのロッドがひん曲がっている!!
中々のヒキを見せていたんで、駆け寄ってみるとあがってきたのは
ちょっと小振りのアメマスちゃ~ん。
Hさん 「食べるなら持って帰るよ?」
僕 「クッソまずいんでリリースで・・・・・」
アメマスは、川にいる時に名前はイワナ。海で出てアメマスとなるんだけど、とにかく味が悪いので有名な魚で、同じマスなのにサクラマスとは全然違うんですよね。
ヒキが楽しいのでアングラーにとっては楽しめる魚なんですが、正直ここでは外道だよね^^;
しばし魚のヒキを味わえた喜びを感じながら談笑していると、目の前のカケアガリで銀色の魚が背びれを出してモジモジしているのを発見するHさん。
「いるいるいるいる~~」
早速元の場所に戻ろうと、クルっと振り返ると、ベストポイントに人がぁーーーーーー!
10分くらい一服しなが話し込んでいた時に、どこからともなくアングラーが現れて入ってしまった・・・・・。
ピンポイントすぎだから、わかっている人はわかっているんだね。
とりあえず間に入ってキャストして、左を見てみると2投目くらいでサクラマスを釣り上げるアングラーさん・・・・・。
ですよね・・・・そこ回遊しますよね。時間的に上げ8分のいい時間帯だしー。無言のままキャストを続けるも、この日はバラシ1のアメマス1の、釣ったのは他の人だけどサクラマスがまだいるのを確認できただけでも良かったかな。
サクラマス釣行!ルアーのカラーやタイプ、レンジを変えて色々実験してみた。
友達とサクラマス日本海釣行を予定していたんだけど、日本海方面に詳しい釣りキチさんの情報では「行くだけ無駄!」。熊石方面を予定していたんだけど、4月1日から河口規制が入ったせいで、釣り人も殆どいないみたい。
久しぶりの釣りでテンションが高い友達になんとか魚を釣らせてあげたいって事で、夜は近場の漁港でワームで遊んで、朝早めに実績ポイントの大森浜か湯の川方面のサーフでサクラマスを狙う事に。(トップの画像は全く関係ありません^^;)
夜は日浦漁港に向かい、ワームを投げまくるもソイの当たりすら無し・・・・・。飽きてきたくらいで、海面を優雅に泳ぐパラソルサイズのヤリイカの姿を発見!
見えイカだから全く餌木にも反応せず、くるくると常夜灯の周りを泳いでいるだけ。
ジグヘッドを回収しようと手前まで巻いたところで、いい感じにヤリイカが回遊してきたから、チョンチョンっとバグアンツを揺さぶってみると、フッと抱きやがったw
この日はヤリイカのみで、帰りに僕らの中では「毒」と呼ばれている、山岡家を美味しく頂いて帰宅。
サクラマスが爆釣の予感!
翌日、まだ暗い4時からポイントのサーフへ。釣れ出した頃は、びっしりとアングラーだらけだったらサーフも最近では殆ど人がいない状況。
どんどん釣果は上がってきているんだけどね。
前回函館の大森浜で、初めてサクラマスを釣り上げた日記と感想など。で初めてサクラマスをあげたんで、今日は釣れなくても色々実験してみるたいので、選んだルアーはコチラ↑。
ウインドリップはいいとして、2段目の左が名前を忘れちゃったけどバイブレーション。
そんでその隣がダイワのシンキングミノー「ショアラインシャイナーZ バーティス 97S」のマイワシかな。
そして、一番下がアムズデザインのサスケ裂波120/140。
夜明け直後にあっさり釣れてしまうサクラマス
少し明るくなってきた頃に沖の潮目に向かってまずはウィンドリップを投げていると、右側前方に綺麗な潮目ができて、友人しかいないしと超斜めにキャスト。
ルアーの側面にヒキ抵抗を感じながら早巻きしていると、波打ち際でゴンッ。
あっさり釣れちゃった^^
ここからは実験モードで、沖から追いかけてきているのか手前を回遊しているのかチェックするために、サスケ裂波をちょい投げすると3投目とガツンと、また波打ち際でバイト。
さぁあげるぞ~ってところでフワっとテンションが抜ける。
「おいおいトレブルフック外れんのかよ・・・・。」バラシやすい魚ってのは知っていたけど、調べてみたら、サクラマスって口が柔らかくて口切れしやすいから、ヒットさせても獲れる確率は50%とか言われているんだね。板マスクラスでやられたらショックでかいだろうなぁ。
ばらしたけど今日はサクラマスが爆釣の予感!
そのあとすぐに、友人が変な形のジグで手前で食わせる!
「きたきたきたきたぁ~。あっ・・・・・。またきたきたきた」一度外れたのにも関わらず追い食いしたのか群れが濃かったのかな。まぁ2回目もばらしたけどねw
ボトム付近で2匹目のサクラマスゲット~
2回連続でばらした後に当たりが遠のいて、ウインドリップの赤金でボトム付近を遊ばせていると、初の沖目ヒット!!グルングルンと底の方で暴れてローリングしているのがわかる。
でも軽い、とにかく軽い。ヒキはアブラコの方が数倍楽しい。やっぱ3キロクラスにならないとアドレナリン出ないか・・・・。初の沖目ヒットもドラグは出ず、暴れるから口切れしないかヒヤヒヤだったけどキャッチ!
この後は、更に波打ち際で2バラシと、隣に入ったおじさんのバラシを確認して納竿。
ちょっと怖かったのが、波打ち際でルアーが波に揉まれている波の中で、ルアーのすぐ横にサクラマスが恐い顔で追っかけてきたのを目撃してしまった事。顔がこっち向いていて人かと思ったw
サイズは、2匹とも明らかに50センチにも満たないから計測せず。
ナイフ忘れて血抜きできなかった・・・・・。
今回のサクラマス釣行実験結果
バイブレーションは使わなかったけど、当たりがあったルアーはジグミノー、ミノー、ジグと3タイプで、レンジはボトム付近、中層よりちょい上、表層。カラーは友人のバラしもいれると4色。
ボトム遊ばせと早巻き。
色々実験したけど、とりあえず全部当たりはあった。魚影をみずにばらしたのは、もしかしたらアメマスかもしれないけど、実験してみて思ったことは
「やっぱり回遊してきたら何でもよくね?」でした。
サクラマスが回遊してきやすいポイントに入ること前提だけど、そこまで考えず、とにかくキャスト数なのかなと。
これから何回も何回も色々実験して詰めていきたいと思います。
次はフローティング&シンキングミノー縛りでもしよっかな。
2018年2019年に続く