道南でサクラマスを効率よく釣るための時期とポイントを考える
2021年のサクラマス釣りは早くて5月、遅くて6月のヒラメシーズンから一緒に狙う予定!函館周辺でも回遊が始まって、数釣りを楽しまれているようですが、僕はこの寒さで頑張れないのでお休み中です^^;
今年は細目のダイソージグが新しく発売されているので、画像の下の2本ばかり使おうかなと思っています^^あとimaのKOMOMOにまだ入魂できていないので、もし使えそうなエリアがあったら今年こそアスパラ咥えたデカマス画像を!!
道南で効率よくサクラマスを狙える時期
メールで交流があって12月に初サクラを釣られた方は、その後にハマってしまったようですが、2回ほど回遊に恵まれた後は鬼のような修行期間に入ってしまったようで。
「作業すぎてつらい」とボソっと。
だよねそうなるよね・・・・。
釣れないきつさと寒さを乗り越えて、やっと釣り上げた価値のある1匹!ならいいのだけど、この時期だと殆どの場合はきつさが上回ってくるからねw更に釣れても子供サイズ!
ただしっかり回遊があったり、入るポイントに居てくれたら比較的簡単に釣れてしまうのがサクラマス。釣りが嫌いになりそうになるなら、短時間で効率よく狙っていくのが一番!
12月~1月は大森浜か湯の川方面
サクラマスの1発目の岸回遊があるのが12月中旬~1月。情報が回るとマヅメの大森浜~湯の川方面はサクラアングラーさんで賑わう。日本海や他も賑わっているのですが、大森海岸だと近場でサクっと狙えるのが良いところ。
通ってみるとポイントによって釣果の差が出る。潮の流れに変化がある場所の方が回遊が期待できるようです。この時期にサクラマスは30センチ前後の小型の個体が多いのですが数に期待できて、粘って群れに遭遇すると入れ食い状態に突入する。
かなり人気がある魚種なので初物狙いにアングラーさんで賑わいますが、この時期のサクラマスはほぼ小型で脂のノリも悪く、極寒の中で頑張ってまで・・・・・とは個人的に思い始めています^^;
ただ数が釣れるこの時期を逃すと、場所やタイミングを考えないと釣れるチャンスが少なくなってくるので、銀色に出会いたい思いで極寒の中頑張るアングラーさんはかなり多い。
2月 休み
1月の群れの回遊が嘘のように岸から離れてしまう2月。
朝や夕のマヅメの超少ない回遊の時にいかに頑張って粘れているか?な感じです。1月にはまだたくさん見れた跳ねもなく、いるかいないかわからない海にひたすらキャストし続ける修行なシーズン。
サクラマスを狙い始めた時は、「簡単に釣れる魚ではない」と聞いていたので、最初は2月の拷問も必死に耐えていましたが、そもそも魚が居ない海に投げてる可能性が高い事に気づいて、釣りが嫌いになる前に僕は2月はお休みとしています。
釣れると1月よりはサイズアップに期待できるようですが、それでも小さいのできつい。
3月 アップ時期 情報待ち&運
道南でも釣れていますが、2月とさほど釣果は変わらない。数百キロある日本海エリアのどこかでは日々釣れている情報が入ってきますが、釣れているのは一部で釣れていない人が殆ど。
3月後半になると日本海エリアで、良いサイズのマス情報があったり、稀に入れ食い的な確変状態に入る事もある。
それでも3月は、運の要素がまだ高めの修行な釣り。
4月 下海岸エリアが賑わってくる
4月になると、まずは日本海エリアが賑わってくる。
日本海に行っても、明らかに場所とタイミングによるので運の要素もありますが、函館周辺でやるよりは釣れる確率は高そう。去年釣りまくっていた札幌軍団の動きを考えると、いかにサクラマスが回遊してきやすいポイントで、食い気が上がる時間まで粘るか。
マヅメ狙いはもちろん、居つきの個体が確認できる時は潮が動いて食い気が立つ時間までひたすら粘るそうです。
ポイント変更するにも移動距離があるので、パパさん達にはガソリン代できつい問題が出てくる・・・。
4月後半になると、道南の下海岸エリアの漁師さん達がアップを開始。
5月 下海岸で釣れ始める 志海苔~戸井
12~1月に1発目の回遊があって、2月、3月は沖をウロウロしているサクラマス。水温や餌の状況なのか、何がどうなって岸寄りしたり離れたりを繰り返しているのか謎ですが、4月くらいまではさっぱり岸寄りしていなかった下海岸エリアで回遊が始まる。
漁師さんが設置していた網にもサクラの大群がかかり始めて、網の位置がジグで余裕で届く距離。
大森浜や湯の川方面でもポツポツ釣れているのですが、下海岸の良いポイントはアングラー0。湯の川くらいで止まるか、行くなら恵山方面まで行く人が多いのですが、その間でバンバン回遊してます。
網の両サイドには旗が立っているので、旗があったら回遊していると思っても良い。漁師さんも回遊しやすいポイントをしっかり把握しているので、潮目や地形変化のある場所に網を仕掛けていて、網が邪魔でジグを投げられない問題もありますが、下海岸エリアはそこそこ長いので、ポイント探しの楽しみもある。
特に狙い目は戸井漁港は当たると凄い釣果!釣れる魚種とポイント紹介のエリア。通って回遊コースを狙える立ち位置を確保できた人だけが良い思いをできるエリアなので、簡単に釣ろうと思っている人には無理なのが燃える。
僕が見ていた限りでは、前日の夕方に網をかけて、回収は朝の5時くらいなので、そのタイミングで下海岸の各漁港に行ってみると、どのくらいの量でどのくらいのサイズのサクラが獲れているのかがわかる。
回遊が終わる時期間近になってくると、網に入るアベレージが3キロ。これを見てしまうと日本海に遠征する気が無くなる^^
基本は短時間で駆け抜けてしまう回遊を狙った釣りですが、餌の関係なのか場所によっては溜まるポイントもあるので、特に鮭場になるようなポイントは狙い目。鮭と変わらんしね~
網の様子を見ると、海が荒れた日や濁りが入ってしまうと、サクラマスどころか居つき系の魚も獲れないので、海に濁りが入った後は、濁りが取れて更に数日回遊が止まるようですね。
●注意点として駐車場問題があるので、漁港にとめて歩くか、近隣の人に聞いてから車をとめさせてもらうかした方が良い。
6月 相変わらずの下海岸
更に6月になると回遊も多くなりサイズも巨大化する下海岸エリア。
去年は朝起きるのとウェーダーを洗うのがめんどうなので、もっぱら昼か夕マヅメの短時間で漁港のテトラから回遊ルートを狙っていたのですが、近場なのでサクっと行ってサクっと釣って帰ってくる簡単フィッシング状態。しかもデカいから釣り味もよし!
このサクサクを経験してしまうと、寒い時期の拷問フィッシングに行けなくなる。
毎日通って、マヅメの状況を見ていると、よく魚が寄り易い餌場のようなポイントで綺麗に太陽が出ている温かい時間に跳ねている事が多くて、跳ねた場所をチェックして線で繋ぎながら、回遊ルートにダイソージグを通しているだけ。
コースを読むみたいなかっこいい書き方をしていますが、回遊している周辺ならどこ投げても釣れると思う。
アクション、緩急、カラーは一切気にしていない。かかるまでは完全な作業で、かかったら脂がのった美味しい菱形マスなのを願って、ひたすら「バレないでください」と祈り続ける脳汁タイム突入。
最初は色々試したけど、僕の中の結論として釣れた時は食い気のある個体が目視できる範囲に通していた餌っぽいルアーに気付いただけ。断言できるのはルアーを考えるより、よく回遊しているポイントに何回ルアーを通すか。
6月なら仕事終わりにフラっと到着して、まだ明るい6時~7時までやったら十分。時期がヒラメと被るので欲張りたい場合は沈めてもロストしないテキサス&ワームでたまに底を狙いながら、跳ねたら表層引き。
6月後半~7月 木古内から小谷石エリア
6月後半になるとサクラを狙うアングラーもほぼいなくなり、サーフにヒラメ狙いさんがチラホラいる程度。この時期は狙う人も減って、人が集まるようなサーフにはいかないので、回遊状況がよくわからないのですが、木古内~小谷石エリアは個人的には簡単に釣れる時期。
下海岸より遠いのですが、ポイントによって遡上前に岸に寄ったままのサクラマスをバンバン狙える。通っていると徐々に数が減り、釣果も下がりますが、拷問くらうよりはかなり簡単に釣れてくれるので最高です。
板マスを目指してひたすらキャスト~
去年は5月から頑張って釣れ始めた瞬間に燃え尽き症候群のように飽きてしまい、数日のみの釣行となりましたが60アップも多く、最大65センチの4キロと良いマスに出会えた^^
日本海じゃなきゃ大きいの釣れないとか聞いていたんで、近場でも大きいのいっぱいいるじゃ~んって感じですが、このサイズが函館周辺で釣れるのはありがたい^^
場所によっては巨大なオスだと板マス、3キロ超えたら板マス、板マスは4キロからと街や漁師さんによって呼び方が色々ぎて良く分からないのですがと、5キロくらいのがっつり菱形のマスは釣ってみたいですよね~。
釣れてからは最高なんですが、釣れるまではほんと酷い釣りなんでメンタル崩壊する前に今年も良いサイズに出会えたら最高です。