僕らが函館近郊のショアから釣っているお魚って通販だといくらくらいするんだろうか?
折角天気が続いたと思ったら、また週末にかけて崩れるようで来週までお預けですね。
最近登場するようになった釣り仲間の前さんは静岡出身の方で、静岡と言えば遠州灘!サーフに出たらヒラメを狙いながらマゴチやシーバスなんかも一緒に狙えて羨ましい!と思っていたら、どうもそうでもないみたいで、実際のところ北海道のアングラーさんってめっちゃ恵まれているみたいですね。
アイナメは30アップなんて釣れたら魚拓レベル。カレイも通って通ってやっと1枚。シーバスはポイントを知っている人だけが釣ってる感じで、ヒラメの魚影も北海道に比べたら圧倒的に少ないようで、サクラマスやヒラメを修業だと言うと「こんなの普通ですよ」とか^^;
まぁあっちはブラックバスがいるから、釣具屋さんの多くを淡水ルアーが占めてるらしいしね。
とにかく北海道は数もサイズも違いすぎる!ってのが前さんの感想で、普段ポンポン釣っちゃってるお魚さん達って、通販だとどのくらいの価値があるのか気になったので調べてみました。
値段の他に絞めて血抜きする動画と、釣りの動画を紹介しています。漁師さんに聞くと、釣ってすぐに絞めて血抜きするのは味が大分変わるようですが、神経締めに関しては釣ったその日に食べるなら特にやる必要はないみたいですね。
それでは小さいのはなるべくリリースしながら、釣って楽しんで美味しく食べてください。
函館のショアから釣れるお魚さんは通販で買うとお値段はいくら?
アイナメは1キロ2500円
- 釣りシーズン~11月から1月
- アイナメの旬~4月から8月
- 通販のお値段~キロ2500円から
比較的簡単に釣れてしまうアイナメですが、道外で通販で買うとまぎれもない高級魚で1キロで2500円ほど。産卵期に浅場によってくるのでショアから簡単に狙う事ができるのですが、脂がのって食べて美味しい旬は沖に出た夏。
函館の人ってそこまで好んで食べませんよね。骨がうるさいのと、あまりお店に売っていないのもあるのですが、普段釣れても特に何も思わなくなってしまった50アップの2キロクラスが5000円とかしちゃうんです。
恵山の方に行くとアイナメそっくりなハゴトコ(スジアイナメ)がよく釣れ、こちらは味も落ち値段も安いようです。尾びれの形の違いで見分けられます。
ソイ類の値段
- 釣りシーズン~11月から12月 1年中釣れる
- ソイ類の旬~冬
- 通販のお値段~キロ1500円くらい
ソイ専門の漁がないため、たまに網に入ったものだけ市場に出回る。まさにアングラーだけが楽しめる魚ですね。函館で釣れるソイは、クロソイ、シマゾイ、マゾイ、オウゴンムラソイ(ハチガラ)と数種類いて、一番美味とされるクロソイの値段が一番高いのかな。
根やケイソンなどをねちっこく狙わないとなかなか釣れないオウゴンムラソイとか、魚屋さんで売ってるのすら見た事がありません。北の鯛と言われるほどの食味。鯛がそこまで好みではない僕としてはソイの方が美味しいと思う。
ソイは一通り釣っていますが、ハチガラだけは食べた事がありません。
似たような種類で、森漁港なんかに行くと狂ったように釣れるガヤ(エゾメバル)は、いっぱい釣れるし安いし美味しい魚。
ヒラメは天然ものになるとキロ5000円から
- 釣りシーズン~4月から12月まで 間の夏と冬は一気に釣果が下がるも釣れなくはない。
- ヒラメの旬~秋と冬
- 通販のお値段~天然ものだとキロ5000円 養殖だとかなり値段が下がります。
函館人が最も大好きなターゲットのヒラメさん。さすが高級魚だけあってキロ5000円はなかなかですね。函館周辺で釣れるヒラメは天然と養殖の2種類がいて、お腹がまっ白だと天然。所々黒くなっていたり、中には真っ黒なものもいるのがパンダヒラメと呼ばれる養殖。
シーズンになると、海水浴で水遊びしているような浅場で数センチのソゲサイズからメートルクラス10キロオーバーのものまで釣れ、サイズの幅が広いのも魅力の一つですよね。
カレイ類のお値段
カレイ釣り行ってないから写真がない!!
- マツカワカレイ~キロ4000円
- マコカレイ~3000から4000円
- マガレイ~4000円
- イシガレイ~3000円
- ババカレイ~2000円
- ミズクサカレイ~1500円
そういえばカレイ釣り行ってないなぁ。夜マコいこうかな^^
生の通販でしっかり取り扱われているカレイはこの6種類くらいで、クロガシラやスナガレイは激安なようです。ソウハチは干物が殆どで、お店によって値段は結構バラバラ。そんな中でもマコガレイと大きなマガレイ、そしてカレイの王様のマツカワはやっぱり高い!
海サクラマスはキロ約6000円 大きくなればなるほど高くなる
- 釣りシーズン~12月から5月
- 通販のお値段~キロ6000円くらいからで、大きくなればなるほど脂ののりが変わるのでキロ単価も変化する。
今年は散々この魚に振り回されて、釣りが嫌いになる1歩手前までいったところで狙っていない時にあっさり釣れてしまったにっくき魚。いれば簡単に釣れる魚ですが、このいるかどうか?ってのがわからないし個体数が多くはないので苦戦する事が多め。
ルアーにゴンっと勢いよくアタックしてきて、抵抗する時に海の中で強烈なフラッシュをたいたようにギラギラ光る様子は凄く綺麗。
綺麗だしヒキもなかなかだし、食べても美味しいのでアングラーみんなが魅了される魚。(僕は今の所、やっぱり回遊系は苦手!)確かな情報を元に遠出してでも回遊があるポイントに入る事をオススメします^^
サクラマスの絞め動画があまりなかったのでやり方が変わらないサーモン動画で。
フクラギ、ワラサ、ブリはサイズや季節によって値段が違う
- 一番美味しいとされる冬に釣れる、脂がたっぷりのったブリは5キロで1万円ほど。10キロクラスになると3万から4万と一気に価格が跳ね上がります。
またまたワラサが入ってきているようですね。フクラギ、ワラサ、ブリとサイズや時期によって値段が全然違います。函館周辺で釣れているのは殆どワラササイズかな。地域によって呼び名が違うんでブリって事でOKだと思うけど^^
普段釣っている魚達とは次元が違うヒキが魅力で、この魚もサクラマスと一緒で回遊さえして食い気があったらアホみたいにバンバン釣れちゃいます。1日中捕食スイッチが入ってるような日もあって、そんな時は100本くらい釣れる勢い。
釣れすぎると重いだけで飽きますが、群れの中にポツっといたり単独でいる10キロオーバーの強烈なブリサイズを求めてアングラーを狂わす釣り味は最高の魚。
番外編
- ドンコ(エゾイソアイナメ)~キロ600円
- フサギンポ~一応高級魚
- カジカ~中々釣れないケムシカジカ(トウベツカジカ)だとキロ1000円ほど
- ホッケ~根ボッケや季節によって値段が全然違う。
普段何気に釣っているお魚さん達ですが、いぃお値段するんですよね~。それぞれ時期によって値段が全く変わります。特に根魚関係はあまり売ってないし、鮮度の良いものを食べられるのはアングラーの特権なので大きいのが釣れた時はしっかり絞めて血を抜いてベストな状態で美味しく楽しみたいところ。